昨日は東京都豊島区のみんなの研修室にて、藤原歌劇団のテノール、村上敏明さんのリサイタルが行われました。
賛助出演には笹原指導員。
まさにトップを走り続ける村上さんと、若手バリトンとして経験と実力を伸ばし続ける笹原指導員、二人の共演とあって多くの方が足を運ばれました。
しかし笹原指導員の調子があまり良くなく、急遽賛助出演の賛助出演として寺西も出演させていただきましたm(__)m
出せる実力で一生懸命頑張る事が指導員に唯一出来る事。本当にまだまだだなと感じながらも、やれるだけやってみました。
村上さんは当たり前ではありますが、やはり別格です。
一声発しただけで「うわ、全然違うな」と、ついさっきまで前演奏で歌っていた事が恥ずかしくなるくらい、声の響きが違います(>_<)
間近で歌声を聴ける事は勉強にも刺激にもなりますね。
スパーンと気持ち良く胸に響いてきます。歌い出し1秒で全員の心を持って行かれました。
人柄も朗らかで優しく、曲間のお喋りもお手の物。何も敵うものがありませんでしたねf^_^;
賛助の賛助でありながら、村上さんとの二重唱プログラムも務めさせて(努めさせて、勉めさせて…「つとめ」っていろいろありますね)いただきました。
ヴェルディ作曲「ドン・カルロ」の一場面。圧巻でした。
本来のドラマの流れで序曲〜テノールアリア〜二重唱と繋いでいったので、本当に村上さんと同じ演目で共演しているような感覚で、夢のような時間でした。
いつかホールで共演させていただける日を目指して、それくらいの歌い手を目指して、更なる努力・精進・成長を誓う一日となりました!
指導員 寺西丈志