シャボン玉飛んだー
屋根まで飛んだー
屋根まで飛んでー
壊れて消えたー
野口雨情 作詞
中山晋平 作曲
この歌のメロディーはあたまから離れなくなる名曲ですね。
この歌は今週の日曜日の童謡コーラスのテレビ番組でも使われていました。
このうたは、野口雨情の後に離婚してしまう妻である高塩ひろとの間にもうけた「みどり」という長女が、生後僅か一週間で亡くなってしまった哀しみと、外でシャボン玉遊びをしている女の子達を重ね合わせてつくられたそうです。(そういう説だそうです。)
なんと、哀しい想いか込めらていた曲だったんですね。
中山晋平の楽しげなメロディーに乗っているのでわかりませんでした。
ちなみにこの「シャボン」というのは元はポルトガル語で「石鹸」という意味だそうです。
中山晋平とこの雨情のコンビはたくさんの童謡を作っているのしっていましたか?
実用夏選に入っている曲の中では、黄金虫や雨降りお月などです。
いやぁー久しぶりに勉強しました。
日本の唱歌や童謡は明治から大正、昭和にかけて色んな変遷を経て今もに至っていて、その中で作曲家達の想いや作詞家達の意図が強く反映している立派なひとつの音楽ジャンルなんですね。
クラシック音楽を僕は勉強していたのだすが、クラシックやポップス、ロックだけじゃなく、日本人が作ったこういった曲ももっと研究されて、日本の全ての人に伝わっていくといいなぁ。
と蒸し暑い夜を歩きながらぽっとそう思ったりしました。
海道弘昭